2つの言語を話す人を「バイリンガル」の人、といいますが、
バイリンガルには2つのタイプがあり、その違いは歴然としているので、知っていただきたいとおもいます。

billingual

 

早期バイリンガル

第二言語を幼少期に習得。母国語を話すときと近い部分の脳を使う。

後期バイリンガル

第二言語を成人期に習得。母国語を話すときと違う部分の脳を使う。

 

 

早期バイリンガルの人は、母国語のようにして、第二言語を話すため、感覚的に言語を話します。

そのため、第二言語の背景になる文化や価値観を感覚的に受け止めることができ、深く理解できることができます。

 

後期バイリンガルの人は、母国語のようには第二言語を話すことができません。訓練を重ねた結果、第二言語を習得しています。

そのため、第二言語を話すときも、母国語の背景にある文化や価値観の影響を受けて、話します。

 

 

双方向から日本を見る

YukaPicaは、日本で育つこどもたちには、日本語と英語の「早期バイリンガル」になってほしいと願っています。

双方向から日本を見ることができるからです。日本や日本以外のことを深く知ることができるからです。

そして、それができると、どんな世の中になっても、幸せに生きていけると信じています。

だからYukaPicaは「早期バイリンガル」を大事に考えています。

もうちょっと詳しく話させてください。

 

早期バイリンガルの人はストレスなく読める

最近、世界中で話題になることは、テレビや新聞のニュースよりは、

ツイッター投稿やフェースブック投稿、一般のブログからの方が、いち早く世界に広がり、影響を与えています。

そしてそれらは、だいたい「英語」で書かれています。

その「英語」は、会話に近い英語が使われており、学校で習うような英文法で、文章は構成されていません。

だから日本人は気軽に読めません。

それが、早期バイリンガルの人には、ストレスなく読み進むことができます。

そして、自然と、日本という国を外側からも見ることができます。

 

一方、テレビや新聞のニュースは、タイミングが遅い。

また、編集する人(日本人)や組織の思惑が入ってしまい、信じられないほどにニュアンスが変わってしまいます。

そのような嫌な経験をする友人を間近で見てきて、私もつらかったです。

日本語に翻訳された記事やブログも、タイミングが遅い。翻訳した人の影響も受けて、ニュアンスも微妙に変わってしまいます。

(ニュアンスは非常に大事です。その人の価値観が無意識に入ってしまいます。)

英語を不得意とする日本人は、日本人が書いたり、日本人が翻訳した(介入)した情報のみで、世界の情報を得ています。

 

日本は、世界第四位の貿易立国です。

輸出先トップ10位、輸入先トップ10位、各国との共通語は、英語です。

その国々の中で、どんなことが起こっているのか?日本のことをどのように見ているのか?その国の人はどのような国民性なのか?

それらの情報を、その国から直接得ることなく、日本人や、日本語が第二言語の外国人を経由して、得ているのです。

 

輸出相手国

主な輸出相手国

輸入相手国

主な輸入相手国

 

私は知らないことが多すぎて、日々、いろんな人と話すことで、自分の知らないこと、ズレたところを修正するように、心掛けています。

幸い、早期バイリンガルであるため、いろんな情報を得る度に、自分が何も知らないことを自覚することができています。

だから、いろんな人といろんな話をなるべくたくさんしたいという要求(desire)がモチベーション(motivation)となって、

情報収集を楽しくすることができます。

ちょっと気軽な話に変えましょう。

 

外国人が、私に聞かれる質問

私は、来日した外国人に出会うと、彼らに質問することがあります。

by the way, I’m sure there are pros and cons of Japan, so,,,,

what is it that disturbed you or anything that you are confused about this country?

 

なんでこんな言い方をするのか?

いままで出会った外国人のほとんどは、必ずと言っていいほど、Japan is a lovely country, I love it! とか言ってくれるのですが、

それは社交辞令みたいなものです。

(少なくとも、アメリカやカナダでは、社交辞令の英会話は存在します。どの国でもあるのではないかと思っています。)

 

でも、私が興味をもっているのは、

日本を初めて訪れた人が、どんなことが素晴らしいと思い、どんなことに違和感があった、と思ったのか。

いい話は、結構向こう側から話してくれるので、質問をしなくてもそのような話に自然と流れます。

 

しかし、違和感があった話は、こちら側から質問しない限り、滅多に出てきません。

出会ったばかりですからね、なるべくネガティブな話題はしたくないですよね。

だから、出会ったばかりの外国人と会話を続けているうちに、少しずつ私の心のうちを、彼らに見せていきます。

正直に話してもいいんだよ、という隠れたサインみたいなものです。

すると、彼らは安心してくれるタイミングが来る時があります。絶好のチャンスです。

そして私は恒例の質問を投げかけるのです。

by the way, I’m sure there are pros and cons of Japan, so,,,,

what is it that disturbed you or anything that you are confused about this country?

pros-and-cons

 

本当におもしろいものです。結構な駆け引きがあります。そして、わたし、このトリッキーな会話が、大大大好きです。

目の前にいる外国人と、一期一会のチャンスを虎視眈々と狙っている、ワクワク感といったらいいのかしら。

この一期一会のチャンスをつかむと、彼らの目から見えた今の日本を、聞き出すことができる可能性があるわけです。

利害関係が少ない一期一会だからこそ、正直に感じたことを話してくれることもあるわけです。

だから、私はこのチャンスをいつも虎視眈々と狙っています。

(もう一つ大事にしていることは「日本を選んで旅行や仕事で来ている外国人」であるから、

バイアスがかかっていることを認識しながら、話を聞くようにしています)

 

 

こどもたち、みんな

YukaPicaは、

こどもたちが大人になって、親元から離れたら、自分で人生を切り拓き、力強く、幸せに生きてほしいと願っています。

自分のこどもだけでなく、友人のこどもたちも、道端で見かけるこどもも、こども一人一人がとてつもなく愛おしいです。

これは、妊娠、出産、育児で苦しみ、悩み、感動し、喜び、その経験を通して、私に自然と芽生えた、こどもたち、みんなに対する愛です。

だから、YukaPicaは、早期バイリンガルのこどもたちを一人でも増やすために、親子のサポートを全力を尽くして行いたいと願って、突き進んでいます。

賛同してくださっている一人一人の友人に、心から感謝しています。

 

(参考文献リンク先 http://www.nature.com/nature/journal/v388/n6638/full/388171a0.html )

(参考動画)